安心してビットコインを買う方法は?仮想通貨の価格変動が激しい理由

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仮想通貨の価格乱高下が怖い…

「仮想通貨の価格が上下するたびに一喜一憂する生活はもう疲れた……。」

そう思っている人は、これまであまり金融商品に投資をしたことがない人だと思います。ある程度投資経験があれば、現在の仮想通貨相場はハイリスク・ハイリターンだと認識しているはずです。

それはそうですよね。これだけすべての仮想通貨が1日10%以上も乱高下していれば、上がる日もあれば、同じだけ下げる日もあると認識することが当たり前です。

では、なぜ仮想通貨はこれだけ価格の上下が激しいのでしょうか。また、投資経験の浅い人たちが安心してビットコインを購入するためにはどうすれば良いのでしょうか。

今回は、仮想通貨の価格が乱高下する理由について考えてみたいと思います。

仮想通貨が乱高下する理由1.好悪材料に過剰反応

仮想通貨が乱高下するのは、好材料や悪材料に過剰に反応してしまうためです。

株式市場は1602年に世界で初めて「アムステルダム取引所」が設立され、1792年「ニューヨーク証券取引所」、1801年「ロンドン証券取引所」、1878年「東京株式取引所」が設立されるなど400年以上の歴史と経験を積んでいます。

一方、仮想通貨取引はまだ開始数年しかたっておらず過去の経験が積まれていません。そのため、好材料や悪材料に対して、相場がどう反応するか予測が立てられません。

また、現在の仮想通貨相場は機関投資家の参入が少なく、投資の経験が浅い素人が中心です。相場経験が少ないほど、好材料・悪材料をフラットに見ることができず、売買をするために自分を納得させる材料にしてしまいます。

仮想通貨が乱高下する理由2.期待心理・不安心理

仮想通貨はコンセプトである「発行主体が伴わない世界標準の新しい通貨」をまだ実現できていません。つまり、現時点では実態が伴っていないお金が思惑で動いていることになります。

思惑で動く相場は、不安心理からお金の出し入れが激しくなるため、相場が乱高下しやすくなります。

また、相場の期待心理・不安心理につけこんで、材料に合わせたパニック買い、パニック売りを仕掛けてくる仕手筋もいるため注意が必要です。

仕手筋とは、人間の心理を利用した大量の投機的売買を行って、短期間に大きな利益獲得を目的とした集団のことです。

仮想通貨相場はサーキットブレーカー制度がないため、株式市場などよりも一方向の売買に向かわせることが比較的簡単だと思います。

仮想通貨が乱高下する理由3.値幅制限・サーキットブレーカー制度がない

株式市場や先物市場では、急激な価格変動によって相場全体が混乱しないよう、値幅制限やサーキットブレーカー制度などによって過熱感を抑制する処置が取られています。

値幅制限とは、一日の売買による価格変動の上限・下限を決めておくことで、値幅制限の上限をストップ高、下限をストップ安と呼びます。

サーキットブレーカー制度とは、価格が水準以上の変動をした際に取引を一定時間強制的に止める制度のことで、日本では先物市場にのみ導入されています。

仮想通貨にはこのような制度が導入されていないため、市場に過熱感が出た場合に数日で価格が2倍になったり、半分になることが頻繁にあります。

仮想通貨が乱高下する理由4.投機の意識

どれだけ仮想通貨の素晴らしい将来を語っても、仮想通貨を購入するすべての人が仮想通貨の未来を信じているわけではなく、現在の投機的な相場に乗っかっている感は否めません。

そのため、多くの人が材料や思惑を重視した短期売買になりがちです。

通常の株式相場などは、地合いに合わせてコツコツと買い増しをして長期的にトータルの資産運用を考えるものです。

ところが、短期売買になると相場の一瞬のボラティリティで利益を得ようとするため、売買両方で大きなお金を動かす必要があります。その結果、価格が乱高下してしまいます。

安心してビットコイン取引する方法は?

前述した理由によって仮想通貨の価格が乱高下することは仕方がありません。

そのため、安心してビットコイン取引する方法は……ないのかもしれません。そもそも、仮想通貨に限らず投資に”安心”を求めること自体が難しいですね。

ただし、今よりも心穏やかに仮想通貨を購入する方法はあります。

それは、投資額を少なくし、投資によるリターンの期間を長く見積り、なるべく出来高が多い仮想通貨を購入することです。そして、購入する仮想通貨は事前に徹底的に調べて、納得しなければ買わないと固く決めることです。

普段の買い物で何万円もする商品を購入する際は、他の商品と比較するなどよく吟味するはずです。比較した結果、買わないこともありますね。

ところが相場で投資をする場合、何万円、何十万円ものお金をなんとなくの雰囲気となんとなくのタイミングで使ってしまいます。

人間は損をすることを嫌います。損とは買って損をするだけでなく、買って得られると予測した期待値が得られなかった場合も含まれます。つまり、期待値が大きいほど、「今買わなかったら損するかも(得られるはずの利益を得られないかも)……。」と考えてしまいます。

そして、使った金額が大きいほどその後の動向が気になり、大切な時間を余計に消費して不安ばかりが大きくなってしまいます。

投資にはルールが必要ですが、ルールを作るためには時間がかかります。今は仮想通貨の価格変動が激しいため、どうしても”今”仮想通貨を買わなければいけないという気持ちが先行しがちです。

仮想通貨の価格が落ちるタイミングは何度もあるため、焦らずに少額投資を繰り返して自分なりの投資ルールを作っていくようにしましょう。

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