日本円が崩壊してビットコインに代わる…?仮想通貨の未来はどうなる

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「仮想通貨」の代表格である「ビットコイン」は日本では利用が限定的。でも日本以外では着実に、急速に実生活での利用が進んでいます。私たちの暮らしに何をもたらすのでしょうか。

今回も前回「お金の概念に革命が起こるかも…仮想通貨のビットコインとは?」に続いて、ビットコインを例に仮想通貨について学んでいきましょう。

実店舗でも利用シーンが急速に増加

現在は、個人がビットコインで買い物する場合は、ウェブ店舗での購入が中心ですが、実際の店舗でもビットコインは利用できるようになっています。『コインマップ』によると、現時点では全世界で約8,000あります。

ビットコインが使用できる実店舗のマップ(『コインマップ』より)

コインマップ、ビットコインは私たちの暮らしに何をもたらすのか?

ホテルや航空会社など、普段クレジットカードを利用するシーンでビットコインが使えるようになれば、外国旅行者は、現地通貨に両替しないで済むので便利ですし、ホテルや航空会社側にとってもクレジットカードの手数料より安いので嬉しい状況になります。客がクレジットカードを利用した際の手数料は、それを用意している店舗が支払っています。

小規模レストランの支払いもビットコインが可能に

アメリカでは『Menufy』というサービスのおかげで、チェーン店ではない個人レストランにおいてもビットコインで支払うことができるようになっています。客は注文や決済はこの『Menufy』でできるので、店側は料理を作り運べば良いだけという仕組み。

自動支払いシステムはチェーン店であれば導入は簡単ですが、個人レストランでは難しいものなので、この仕組みは嬉しいはず。個人で起業する人の経営サポートになりますね。

Webライターの方には嬉しいサービス 記事の切り売りも可能に

Webライターやブロガーとして収入を得ている人にはありがたいサービスが『BitMonet』。記事の最初の部分は無料で読め、「続きを読む」というボタンをクリックして読む場合に課金ができる仕組み。料金体系は自分で設定でき、手数料が0.99%と安い。この手数料が安いのが大事なところです。

ブログでお金を稼ぐためには、バナー広告に頼るしかないし、有料のメルマガも、運営している業者への手数料が高いのが実状です。新しい収入源とできることでしょう。

ビットコイン最大のメリットは低コストで送金できる点

ビットコインには管理・運営主体がなく、銀行などの金融機関を通さず取引ができます。そのため、送金手数料が非常に安価です。特に、国際送金ですが、銀行を通じて行う場合は、手数料が非常に高いのをご存知ですか? ビットコインの場合、そもそも無国籍なので、国境を越える送金が簡単に低コストで可能ということです。

日本円の通貨としての価値がなくなった時に代替できる

異次元緩和、マイナス金利と空前の金融政策により、日本円の価値が下がっています。今後、これらの金融政策の結果がどうなるかわかりませんが、万一、日本円が崩壊するような際は、日本円からビットコインに交換され、国外へ資産が逃避されることが考えられます。

最後にビットコインのデメリットについて。それは価格変動が大きい点でしょう。でも、それはビットコイン利用者が少なく流通量も少ないためです。このデメリットは普及すればいずれ解決します。

インターネット、PC、携帯電話やスマホなど便利なモノは、いつの間にか身の回りで当たり前になっているように、ビットコインを始めとする仮想通貨も当たり前になる未来はすぐそこにあると言えるでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

頼藤太希

マネーコンサルタント/ (株)Money&You代表取締役 慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。メディアなどで投資に関するコラム執筆、書籍の監修、講演など日本人のマネーリテラシー向上に努めている。著書は「やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方」(きんざい)、「税金を減らしてお金持ちになるすごい!方法」(河出書房新社)など多数。日本証券アナリスト協会検定会員。