ビットコインだけじゃない!世界の仮想通貨シェアランキング

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仮想通貨の種類は1500以上

仮想通貨と聞いて、真っ先に浮かぶのはやはりビットコインでしょうか。あるいは、コインチェックの流出事件で耳にする機会が増えたネムでしょうか。

ビットコインとネムって何が違うの?
一体仮想通貨って何種類あるの?

など、これまで仮想通貨にあまり触れる機会がなかった人からすると、メディアから流れる断片的な情報だけでは仮想通貨の全貌が見えません。

とは言え世界中の仮想通貨の種類は日々増え続け、現在は1500種類以上もあるため、これらすべてを把握している人はほぼいないでしょう。

もちろんすべての仮想通貨が重要なわけではありません。いつになるかはわかりませんが、将来的に残る主要な仮想通貨は多くても数十種類程度になるはずです。

そこで今回は、世界の仮想通貨の中からシェアが多い上位10種類のコインをご紹介したいと思います。

世界の仮想通貨シェア

仮想通貨のシェア推移(2018年1月31日現在)

仮想通貨の時価総額トップ10(2018年1月31日現在)

2018年1月31日現在、ドルベース時価総額で見たときの全世界の仮想通貨シェアは次のようになっています。

順位 銘柄 シェア 時価総額
1位 ビットコイン(BTC) 33.81% $166,920,893,384
2位 イーサリアム(ETH) 20.97% $103,699,258,379
3位 リップル(XRP) 8.79% $42,907,087,186
4位 ビットコインキャッシュ(BCH) 4.95% $24,429,978,176
5位 カルダノ(ADA) 不明 $12,723,658,012
6位 ネオ(NEO) 1.84% $9,040,850,000
7位 ライトコイン(LTC) 1.78% $8,811,035,484
8位 ステラ(XLM) 不明 $8,532,031,397
9位 イオス(EOS) 不明 $7,276,565,871
10位 ネム(XEM) 1.38% $6,799,400,999

最近の傾向として、1位のビットコイン、2位のイーサリアム、3位のリップルまでは順位の変動はありません。また、この10種類の仮想通貨に加えて、イオタ(IOT)、ダッシュ(DASH)、トロン(TRX)、イーサリアムクラシック(ETC)、テザー(USDT)などの入れ替わりはあります。

2017年末にかけて多くのアルトコイン価格が急騰したため、仮想通貨シェアはビットコイン一強時代から大きく変化しています。新興コインでも十分に古参コインと戦えるところが今後の仮想通貨の面白いところですね。

時価総額トップ10の仮想通貨紹介

それでは、上記時価総額トップ10の銘柄をそれぞれご紹介します。

1位:ビットコイン(BTC)

ビットコイン(BTC)は、今さら説明不要なくらい認知されていますね。最初に開発された仮想通貨であり、現在でも仮想通貨取引の基軸として使われています。

ビットコインの特徴

ブロックチェーン技術を使って作られた暗号化決済システム第一号で、銀行のようにどこかに権力が集中する中央集権型ではなく、取引の承認、履歴の記帳などをネットワーク上で分散して管理する非中央集権型の決済システムであることが大きな特徴です。

しかし、最初に作られた仮想通貨のため運用していく中で課題や問題があることも事実です。その課題解消を目的とした新しいアルトコインが誕生するきっかけにもなっています。

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2位:イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)はビットコインについで時価総額が高い人気のコインです。ICOで資金を調達し、上場後に高騰したICOの成功例としても有名です。

参考|新しい資金調達方法クラウドファンディングとICOの仕組みの違い

イーサリアムの特徴

ビットコインが仮想通貨の基本概念を作ったコインだとすれば、イーサリアムは「スマートコントラクト」という概念を機能として実装し、ブロックチェーンをビジネスプラットフォームに進化させたです。

スマートコントラクトとは、ある契約条件を満たす場合とそうでない場合を通貨自体が自動的にジャッジする機能のことです。

スマートコントラクトの実現により、口約束での契約の不履行や直前での契約内容の改悪など人間同士で行う不確定要素をブロックチェーンを使って公平かつ的確に履行できるようになります。

また、単なる機能を追加した通貨というだけではなく、プラットフォームとして機能することも大きな特徴で、このイーサリアムをベースに様々な別のコインが誕生しています。

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3位:リップル(XRP)

リップル(XRP)はビットコインなど多くの仮想通貨が使用しているブロックチェーン技術を使用しておらず、また非中央集権型を目指すコインが多い中、リップル社が全てを管理する中央集権型の通貨です。

リップルの特徴

リップルは何と言っても「国際送金」に主眼を絞っており、「xCurrent」「xRapid」「xVia」という技術開発を行って旧態依然とした現在の国際送金システムを改革しようとしています。

リップルは他の仮想通貨と特徴がが大きく異なり、一部「仮想通貨とはみなさない」という意見もありますが、国際送金の決済分野で注目されていることやGoogle社が出資していることも人気の要因になっているようです。

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4位:ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュ(BCH)は、2017年8月にビットコインのスケーラビリティ問題を解決する1つの方法としてビットコインからハードフォーク(分岐)処理によって誕生したコインです。

参考|Segwitとは?ビットコインのスケーラビリティ問題は解決した? | FIN-ROUND

ビットコインキャッシュの特徴

ビットコインから派生したため基本機能はビットコインを継承していますが、ブロックチェーンで使われる「ブロックサイズ」が異なります。

ビットコインはブロックサイズが1Mしかなく、利用者が増えたことで処理詰まりが起こり、トランザクション(送金など)にかなりの時間と手数料がかかってしまう問題に直面しました。

ビットコインキャッシュのブロックサイズがビットコインの8倍の8Mになったことで送金スピードは上がり、手数料も安く済むことから、いずれビットコインに取って代わるという見方もある期待のコインです。

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5位:カルダノ(ADA)

カルダノ(ADA)は2017年10月に取引所へ上場し、瞬く間に数十倍に膨れ上がった新興コインです。

カルダノの特徴

カルダノとはオンラインカジノゲームのプラットフォームのことで、エイダコイン(ADA)はゲーム内の通貨として使います。

イーサリアム開発にも関わっていたチャールズ・ホプキンソン氏が手がけ、カジノゲームをフェアにプレイできるよう、ブロックチェーン技術を使って作られました。

カルダノが買える国内取引所

現在国内取引所(販売所)での取扱いはありません。

6位:ネオ(NEO)

ネオ(NEO)は中国で開発された初めてのプラットフォーム通貨で、よく「中国版イーサリアム」などと言われます。

ネオの特徴

基本的な思想は本家イーサリアムに準拠していますが、ネオは中国らしく他の仮想通貨の良いところを詰め込んだ盛りだくさんな仮想通貨です。

もちろん、ネオはプラットフォームとして機能するため、さまざまな言語で開発されたアプリケーションが動作します。そもそも中国という巨大なマーケットを地盤にしていること注目点ですね。

ただし、中国は金融機関の仮想通貨取引に関してほぼ禁止の姿勢を取っているため、今後のネオをどう見るかは意見が分かれそうです。

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7位:ライトコイン(LTC)

ライトコイン(LTC)は、ビットコインから約2年半後の2011年10月に誕生した仮想通貨で、ビットコインのウィークポイントの改良を目指して開発されたコインです。

ライトコインの特徴

ビットコインを軸に、ビットコインが将来抱え課題を改良し、より使いやすい決済システムを目指して作られたコインのため、ビットコインを「金」だとすると、ライトコインは「銀」と称されます。

実際、送金スピードやマイニングコストが安いなど、様々な点でビットコインよりも実用的に設計されています。

ビットコインは決済方法としてはあまり実用的ではなく、価値の保存と交換といった部分に集約されていますが、ライトコインは決済方法として実用的であるため今後の成長が期待されています。

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8位:ステラ(XLM)

ステラ(XLM)はもともとはリップルを基に開発され、後に新規で作り直された個人間送金に主眼を置いた仮想通貨です。

ステラの特徴

簡単に言うと、リップルの個人用のような特徴を持つコインで、個人間の資金の移動や決済などを極力小さなコストと手間で実現するための仮想通貨を目指しています。

銀行や証券取引などを含めた今の金融システムは何をするにおいても手数料が高価で、手続きが煩雑だというハードルがあります。なるべく安価に手間をかけずにアクセスするための仕組みとして注目されています。

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現在国内取引所(販売所)での取扱いはありません。

9位:イオス(EOS)

イオス(EOS)は、ICOで発行されたトークンがそのまま上場した仮想通貨です。

イオスの特徴

イオスは他の仮想通貨と違い、現在取引されているEOSコイン(トークン)自体にはなんの利用価値もありません。ICOでの資金調達用に発行されただけで、通貨としての機能は何も持っていません。

しかし、EOSプロジェクトが開発している技術自体に大きな期待と注目が集まっているため、純粋な投資案件として機能しているコインと言えます。

EOSプロジェクトが開発しているのは、大量のトランザクション(取引)を手数料なしで処理できる分散型アプリケーションプラットフォームです。

大量のデータのやり取りを無料で実現できるプラットフォームに企業の注目が集まっており、その期待値に投資をするコインとして存在しています。

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現在国内取引所(販売所)での取扱いはありません。

10位:ネム(XEM)

ネム(XEM)は以前に発生したコインチェック社の流出騒動で知った人も多いでしょう。そのためネムは怖いという感情を持つ人もいるかも知れませんが、ネム自体は特に危険なものではなく、優れたコンセプトで開発されています。

ネムの特徴

NEMプロジェクトは、非中央集権による公平性や平等性といった特徴を最大限活かして、新しい経済活動を創出できるように開発されています。

通貨単位はXEM(ゼム)で、現在約90億XEMが発行され、ビットコインの採掘のような新規発行はありません。

その代わりに、ネムでは「ハーベスティング(収穫)」という方法で報酬を分配する仕組みが取られており、ネムを一定量以上所有するユーザーすべてに重要度を付け、積極的に参加するユーザーほどハーベスティングで報酬が得られる仕組みを採用しています。

また、アポスティーユという所有権が移転可能な独自証明書の発行やネームスペースというレンタル領域、モザイクというオリジナルトークンの発行など経済活動に必要な仕組みや独自のコミュニティを誰でも構築できます。

さらに、カタパルトというアップデートが予告されており、実装されると処理スピードが格段に上がるということでも期待されています。

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