クローバーコインの取引所上場可能性はゼロ?2月…3月…次はいつ?

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クローバーコイン上場に新たな動き

先日仮想通貨のクローバーコインが予定していた香港の取引所「バウヒニアエクスチェンジへ」の上場が延期されたというお話をしました(2018年2月15日)。

クローバーコインの上場延期により当初は3月上旬を予定していたようですが、ここにきてまた新たな動きがありました。

なおクローバーコインとは何か、通貨発行元の48ホールディングスがどのような企業なのかに関しては以下を参考にしてください。

参考|仮想通貨マルチ商法のクローバーコインとは?香港で上場の真相は

仮想通貨交換業者登録をしなければ違法

48ホールディングスから会員に向けて、クローバーコインに関して次のような連絡がされたようです。

現在、皆様にお手続きをいただいておりますトランスファーリクエスト申請につきまして、北海道財務局より改正資金決済法における媒介行為に該当し得るとのご指摘を受けたため、現在バウヒニア社(BauhiniaExchange)へ申請手続きの停止をお願いしていることをご報告させていただきます。

引用|バウヒニア(Bauhinia Exchange) – クローバーコイン/アームコイン テンプレまとめ

文面を見る限り、仮想通貨交換業者登録をしなければ、48ホールディングスのマイページで保有している会員のクローバーコインをバウヒニアエクスチェンジのマイページに送る行為が媒介行為(トランスファーリクエスト)に該当するため違法になると読み取れます。

改正資金決済法における媒介行為

平成22年4月の改正資金決済法(仮想通貨法)では、仮想通貨交換業(取引所・販売所など)についても規定されており、以下の行為を行う場合、仮想通貨取扱業者の登録が必要になります。

  • 一 仮想通貨の売買又は他の仮想通貨との交換
  • 二 前号に掲げる行為の媒介、取次ぎ又は代理
  • 三 その行う前二号に掲げる行為に関して、利用者の金銭又は仮想通貨の管理をすること。

48ホールディングスは、北海道財務局から「二 前号に掲げる行為の媒介、取次ぎ又は代理」について指摘を受けています。

では48ホールディングスはこの問題をどのように解決するのでしょうか。

もちろん、仮想通貨交換業を営むためには金融庁による厳しいチェックがあるだけでなく、新しい取引所に関してはコインチェックのように「みなし業者」という特例は存在しません。

参考|仮想通貨法(改正資金決済法)とは?法律改正で何が変わったか | FIN-ROUND

クローバーコインは詐欺なのか

今回上場に待ったがかかった件でがっかりしたクローバーコインホルダーは少なくないはずです。

そもそもクローバーコインの上場話はマルチ商法時代から勧誘のための常套句として使われていましたし、取引所に上場することを目指すこと自体は悪いことではありません。

参考|仮想通貨マルチ商法のクローバーコインとは?香港で上場の真相は | FIN-ROUND

また、48ホールディングスは以前に連鎖販売取引法違反で業務停止命令を受けているため、これ以上目をつけられることは避けたいはずです。

そのため、今回の取引所への上場告知などの一連の流れが安易に詐欺目的で吹聴しているとは言えません。

ただ、これだけ改正資金決済法が話題に上る中、自分たちがやろうとしている行為が改正資金決済法に抵触していないかを調べることは当たり前ですし、それを知ったうえで予め仮想通貨交換業者の申請を検討することも当たり前です。

もしこの流れが意図的でないのであれば、今後の構想に関しても穴だらけなのではないかと穿ってしまいます。クローバーコインが上場する可能性は低いと言わざるを得ませんね。

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